こんにちはYumelia社員の、Mです! 今回は、私が体験したカンボジアでのボランティア活動について お話します!
はじめに、この旅の目的は「図書館建設のボランティア活動」です。 大学1年生の春休みに約1か月間、カンボジアで国際ボランティアに参加しました。 空港を出て車に乗った瞬間、目の前に広がる景色に思わず息をのみました。 日本とはまったく違う景色。
一番印象に残っているのは、街全体がオレンジ色や赤茶色に見えたことです。 道路や土ぼこり、建物の色が重なり合い、まるで街全体が温かい色に包まれているようでした。
その景色は今でも鮮明に覚えています。

そして驚いたのが、バイクの多さです。 道路には車よりもバイクが圧倒的に多く、家族で乗っていたり、大きな荷物を積んで走っていたり。日本ではあまり見かけない光景が当たり前のように広がっていて、「これがカンボジアの日常なんだ」と実感しました。 私は海外に行くたびに、観光地よりも「その国の日常」に魅力を感じます。
その土地で暮らす人々がどんな景色を見て、どんな生活を送り、何を大切にしているのか。 その何気ない日常を知ることが、私にとって海外へ行く楽しみの一つです。
街は日本のように整然としているわけではなく、お店や屋台、人や乗り物が入り混じり、とても活気がありました。
最初はその雑多な雰囲気に圧倒されましたが、何日か過ごすうちに、そのにぎやかさこそがカンボジアらしさなのだと感じるようになりました。

街を離れ、道も舗装されていない自然豊かな地域にある小学校を訪れました。
そこでは、村の方々が私たちのために豚の丸焼きを用意してくださいました。大きな豚を豪快に焼き上げ、みんなで囲んで食べるランチは、日本ではなかなか経験できないものでした。

現地の方々の温かいおもてなしを受け、「歓迎してくれているんだ」という気持ちが伝わり、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
図書館の壁をみんなで白く塗る作業は、この活動の中でも特に印象に残っています。
コンクリートの壁を真っ白なペンキで一面塗り替えていく作業は、ただ壁を塗るだけではなく、「新しいものを一緒につくり上げている」という実感があり、とても楽しい時間でした。
最初はみんな真剣に作業をしていましたが、いつの間にかペンキを手につけ合ったり、顔に少しだけつけて笑い合ったりと、子どもたちも私たちも無邪気に遊び始めました。
言葉はほとんど通じないのに、そこにはたくさんの笑顔がありました。
私はクメール語を話すことができません。子どもたちも日本語はもちろん分からず、英語も十分に通じるわけではありませんでした。
これまで私が訪れた国では、英語が私の「武器」でした。英語を使って現地の人と話し、コミュニケーションを取ることが海外の楽しみの一つでもありました。
しかし、カンボジアではその武器がほとんど通用しませんでした。
それでも、一緒に笑ったり、ジェスチャーをしたり、ハイタッチをしたり、ペンキで遊んだり。同じ時間を過ごすだけで、自然と心の距離は縮まっていきました。
その時初めて、「コミュニケーションは言葉だけではない」ということを心から実感しました。
言語はもちろん大切です。 でも、それ以上に大切なのは、相手と向き合おうとする気持ちや、一緒に楽しもうとする姿勢なのだと思います。
この経験は、今でも私が人と関わるうえで大切にしている価値観の一つになっています。

